僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

旅を締めくくるおいしいご飯の話

今週のお題「最近おいしかったもの」

 はてなブログユーザーへ定期的に提供されている「お題」。僕もこのブログを始めたときから、これというお題があれば記事を是非書いてみたいと考えていました。 今週のお題は「最近おいしかったもの」です。

 僕は自他共に認める味音痴でして、食に関するこだわりというのはほとんどありません(…の割に好き嫌いは多い)。でも食べるのは好きです。生きてる中で「食」に関する比重そのものは高いです。最近おいしかったのものは、名古屋で食べたひつまぶしですね。

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 すみません、写真まで撮っておいてお店の名前を把握していないという凡ミス…。

 僕は子供の頃からうなぎが大好物でして、土用の丑の日はクリスマスや誕生日と並び立つイベントだったりします。うなぎって昔はもうちょっと安かったんですけどね。実家に住んでいる頃は、普通にお昼ご飯として出てくることもありましたから。今はもう高級品です。

 名古屋にはきしめんやエビフリャーなど様々なおいしいものがありますが、ひつまぶしは何があろうと必ず食べます。どこのお店が美味しいとか、全然分からないですけど。ひつまぶしのお店に行って「まずい」と思ったことはないです。

遠征、それは食べること。

ryo-nf3000.hatenablog.com

 さすがに子供が出来てから遠征の回数は減りましたが、名古屋へ行く理由のほとんどは大好きな阪神タイガースの試合を見に行くためです。関西からは割と近い遠征先で、新幹線を使わなくても近鉄特急でゆったり行けるのがいい。

 デーゲームだと、朝の9時に家を出て観戦仲間と集合し、試合を見た後にひつまぶしを食べて締めくくる。これが基本パターン。今はそうでもないですけど、僕が遊びたい放題の大学生だった7、8年前のタイガースはナゴヤドームでとことん弱く、僕も見に行く度に負けてました。負けても楽しいタイガース…とは言え、やはりわざわざ名古屋まで行って負けるとちょっとキツい。そんな疲れを癒してくれていたのが、このひつまぶしだったんですよね。

 今でも年に1回はナゴヤドームへ行きますが、もはやひつまぶしを食べる為に行っていると言っても過言ではありません(笑)。ひつまぶしが普通のうな重と違うのは、表面のカリっとした感じがあの香ばしさと絶妙にマッチしている点。もう一つはだし茶漬けとして楽しめるところ。最後にがーっと口にかきこむ時のあの爽快感は、どんな試合を見た後でも変わらない絶対的な幸せです。

 広島へ行けばお好み焼き、横浜へ行けば中華街、東京ではその球場にある名物グルメを頂きます。遠征に「食」はつきもの。楽しい旅を締めくくってくれるのは、いつもおいしいご飯なのです。

味音痴の悲哀

 余談になりますが、皆さんはうなぎの国産、中国産の違いって分かりますか?もちろん一般的に国産のうなぎのほうが高価と言われています。

 我が家では、土用丑になると嫁さんが特大のうなぎを用意してくれます。忘れられないのが結婚して最初の土用丑。僕のためにわざわざ用意してくれた国産のぶりぶりのうなぎを一口食べた僕は、とてつもない違和感を感じました。

「あれ、今まで食べてたうなぎじゃないぞ…」

僕の表情を不思議そうに見つめながら嫁さんが言いました。

「おいしくない?」

僕は「いや、そんなことないよ」と返すも時すでに遅し。せっかく用意した国産うなぎをおいしそうに食べてくれなかった僕に呆れる嫁さん。

 よくよく考えてみたら、僕がそれまで美味しい美味しいと言って食べていたうなぎはぜ~んぶ中国産だったんですね(笑)。だから国産のぶりぶりしたうなぎにもの凄く違和感があって。僕はうなぎのあの何とも言えないバサバサした食感が好きなのですが、それは中国産故の安っぽさだったのかと。

 母親にその話をすると、「そんなもん、国産のうなぎなんか買えるわけないやん」と、大笑いしながらあっけらかんと言い放たれてしまいました。そしてそれ以来、我が家の食卓に国産のうなぎが並ぶことはなくなったのでした。

 …という味音痴のしょうもないエピソードを披露したところで、今日のブログはここまで。美味しいひつまぶしのお店をご存知の方、ぜひお教えくださいませ。