僕が僕であること(仮)

ウルトラマンが大好きな9歳の息子とのウルトラ備忘録です。

好きなものを語りたい / 阪神タイガースの話

 

 このブログでは主に特撮系の話題と息子の成長記録(のようなもの)で記事を書いてきましたが、たまには僕の特撮以外の好きなものの話でもしてみようかと。

 

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 好きなものとはズバリ「野球観戦」です。

 プロ野球、高校野球、土日に近所の小学校で行われている少年野球などなど、野球と名のつくものを見るのはだいたい好きです。

 ちなみに自分でプレーしたことはありません。でもバッティングセンターへ行ったりキャッチボールをしたりするのは楽しい。どこにでもいる、極々一般的な野球好きです。今回はその野球の中でも、僕の大好きな阪神タイガースに関するお話。

 

 

 

 

っぱり好きだ、阪神タイガース

 これまでの記事でも時折出ていた関西弁が示す通り、僕は関西人です。

 プロ野球では阪神タイガースを応援しています。一応言っておくと、関西人だからと言って皆がみんな阪神ファンというわけではありませんよ(笑)。比率としては確かに多いとは思いますが、僕の周囲には巨人、広島、西武など阪神以外のチームを応援している人たちも沢山います。

 僕が阪神を応援し始めたのは、中学から高校へ上がる頃だったと記憶しています。

 ちょうど“闘将”星野仙一監督が就任して大フィーバーが巻き起こっていた時期。最初はいわゆる「にわかファン」でした。

 世間的には、コテコテした関西文化の象徴のように扱われている阪神ですが、僕が阪神に抱いたのはスマートなイメージ。あの縦じまのユニフォームがおしゃれで凄くかっこ良かった。

 これは後々調べて知ったことなのですが、阪神のユニフォームの胸の部分に刺しゅうされている「Tigers」のロゴは球団創設以来変わらずに使われているデザインだそうですよ。80年以上も前のデザインが今も通用しているなんて凄すぎる。

 恥ずかしながら、公式ファンクラブというものにも入っています。事前に購入するチケットがちょっとだけ安くなったりイベントへの抽選権があったり、それなりにメリットはあるのですがほとんど活用はしていません。それでも毎年毎年ファンクラブの継続手続きをしてしまうのは、体に染みついた阪神タイガースへの愛情故なのでしょうか。

えてここに甲子園

 球場へ応援に行くのも大好きです。

 阪神が本拠地としている甲子園球場は、自宅からも比較的近所でよく足を運びます。甲子園は素晴らしい球場です。さすがに子供が出来てから観戦する回数は減りましたが、大学生の頃は年間30~40試合くらい見に行ったりしていました。ちょっと異常でしたねあの頃は(笑)。

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 テレビでも見られるものをわざわざ現地にまで行って(決して安くない入場料を払って)観戦するのは、あの一体感を味わいたいという理由が大きいです。

 何しろ、甲子園は毎日のように4万人以上の観客が押し寄せるマンモス球場。4万人の人たちが、敵味方に分かれて一つひとつのプレーに一喜一憂する。こんな空間は他にはなかなかありません。

 小さなお子様からゴリゴリタイガースなおっちゃんおばちゃんまで、まさに老若男女が入り混じって一つのチームを応援しているのもいいですね。もちろん、プロ野球選手たちが繰り広げる熱い試合(たまに凡試合)を生で見るその迫力も大きな魅力のひとつ。

 あまたいるプロ野球選手の中で、僕が好きなのは所作の美しい選手です。

 最初に好きになったのは桧山進次郎選手。居合切りのようなバッティングフォームと、代打で名前をコールされたときの大歓声がセットで僕の脳裏に焼き付いています。

 今は能見篤史投手を応援しています。能見投手もまた、その美しいピッチングフォームが特徴的。これは特撮ファンの方にも是非見ていただきたいのですが、能見投手のあの足の長さとプロポーションの良さは古谷敏さんの初代ウルトラマンに匹敵します。思わず見とれてしまうかっこ良さ

子を連れて球場へ

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 息子を連れて甲子園へ行く。

 プロ野球を見始めた頃からの夢も叶えることができました。もちろん、まだ野球そのものが何かも分かっていない息子ですが、甲子園の鳴り物応援やジェット風船飛ばしが大好きでそれなりに楽しんでくれているようです。

 ただ最近は僕の口癖が移ってしまったのか、僕がテレビで阪神戦を見ていると横から

「阪神弱いなー」

と、ぼそっとつぶやくことも多くて(笑)。いやまあ確かに弱いねんけど。

 そう言えば、息子が初めて甲子園の外観を見たときに「怪獣と同じくらいの大きさ?」とつぶやいていて。なるほど、そういう見方もあるのか、と。

 確かに野球場って、ビルや住宅が並ぶ街の真ん中にドーン!とあるから怪獣と比べたくなる気持ちも分からないではない。大人になっても、電車の窓から球場が見えたときにテンションが上がってきたりするのは、そういう「非日常的のもの」を目の当たりにすることへの高揚感なのかも。……と、無理やり野球と特撮を結びつけてみたところで、僕の趣味語りはこの辺りにしておきます。

 

三省堂国語辞典 第七版 阪神タイガース仕様

三省堂国語辞典 第七版 阪神タイガース仕様